海外FX口座のメリット徹底チェック

国内FXは20%の申告分離課税、海外FXは雑所得の累進課税

「海外FX口座の税金には要注意」

国内FXでは申告分離課税によって、どれだけ利益を出したとしても税金は一律20%と定められています。また特定口座を利用すれば税申告から納税までを一手に引き受けてくれますので、利用者のトレーダーさんにはとても便利です。しかし海外FX口座には、特定口座の様なサービスはありませんし、税率も利益額に応じた計算が必要になってきます。これらを全てご自分で行わなければならないのが、海外FXトレードのデメリットと言えるでしょう。

「330万円を超えると税率が跳ね上がります」

海外FXのトレードによって得た利益は申告分離課税の名目ではなく、総合課税(雑所得)として税処理がなされます。この点が店頭デリバティブ取引とは違う点です。そこで大まかな税制は次の通りです。利益が195万円未満ならば、税率は15%で国内FXよりも低いです。しかし195万円以上330万円未満になると20%、そして330万円を超えてくると税率が高くなります。695万円未満で30%になり、900万円越えると一気に43%まで跳ね上がります。そして1800万円より大きな利益は最高税率の50%が該当します。

「納税は確実に行いましょう」

しかし高い税率を回避するノウハウもあります。海外FX口座で330万円以上の利益が上がりそうな時に、そこで口座を休ませると良いのです。それ以降年末までは国内FX口座で取引を行うと税率は20%で済みます。ただし1000万円・2000万円といった大きな利益を狙っている人には効果がありません。また同じ雑所得対象内で損益通算をする事はできるのですが、国内FXや株式、デリバティブのトレードによる利益とは通算する事が出来ません。また損失の繰り越し控除も認められていません。この点は店頭取引の優遇からするとシビアな面だと言えるでしょう。つまり海外FXにおける税金制度は厳しいのです。とはいっても確定申告はきっちりと行っておかなければいけません。無申告は脱税行為です。追徴課税によるペナルティとともに逮捕という望ましくない経験をする事になります。